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書誌情報

書名

マザコン文学論 呪縛としての<母>  ノマド叢書  

著者名 山下 悦子/著
出版者 新曜社
出版年月 1991.10


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1 厚別8011946764910/ヤ/書庫一般図書一般貸出在庫  

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1991
910.26 910.26
日本文学-歴史-近代 家族制度 女性(文学上)

書誌詳細

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タイトルコード 1001000650498
書誌種別 図書
書名 マザコン文学論 呪縛としての<母>  ノマド叢書  
書名ヨミ マザコン ブンガクロン 
著者名 山下 悦子/著
著者名ヨミ ヤマシタ エツコ
出版者 新曜社
出版年月 1991.10
ページ数 267p
大きさ 20cm
分類記号 910.26
分類記号 910.26
ISBN 4-7885-0398-0
件名 日本文学-歴史-近代、家族制度、女性(文学上)
言語区分 日本語
書評掲載紙 産経新聞

(他の紹介)内容紹介 近代日本文学を女性とプラチックの視点から読み直し、妻の中にまで〈母〉を求める男と、それを望む母性の共犯関係―。日本人の抜きがたいマザコン性をさぐるフェミニズム批評。
(他の紹介)目次 第1部 プレモダンと「母」―明治的なるもの(「母」への抵抗―徳富蘆花『不加帰』
「家」の崩壊―島崎藤村『家』
「家長」の苦悩―森鴎外『半日』)
第2部 近代的個人主義と「母」―大正的なるもの(エロティシズムと「母」―谷崎潤一郎『母を恋ふる記』
実存としての「母」―有島武郎『小さき者へ』
「母」からの離脱―宮本百合子『伸子』・野上弥生子「真知子」)
第3部 日本回帰と「母」の復活―戦時下の文学と「母」(コロンタイズムと転向作家たち―武田麟太郎『W街の貞操』・林房雄『新恋愛の道』
プロレタリア文学と「母」―小林多喜二『1928・3・15』、『党生活者』
転向文学と「母」―島木健作『第1義の道』
女性と転向文学―佐多稲子『くれない』、『歯車』、『灰色の午後』
ファシズムの美学と「母」―岡本かの子『母子叙情』)
第4部 「母」の怨念とその終焉―戦後的なるもの(太宰治的男女同権論―「母」への怨念―太宰治『男女同権』
「家霊」の怨念―円地文子『女坂』)


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