蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
請求記号 |
配架場所 |
所蔵棚番号 |
資料種別 |
帯出区分 |
状態 |
付録 |
貸出
|
1 |
西岡 | 5012592530 | 210.6/ナ/ | 図書室 | 2 | 一般図書 | 一般貸出 | 在庫 | |
○ |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
陸奥 宗光 日清戦争(1894〜1895) 蹇蹇録
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1006600327236 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
『蹇蹇録』の世界 |
書名ヨミ |
ケンケンロク ノ セカイ |
著者名 |
中塚 明/[著]
|
著者名ヨミ |
ナカツカ アキラ |
出版者 |
みすず書房
|
出版年月 |
2006.5 |
ページ数 |
5,292,6p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
210.65
|
分類記号 |
210.65
|
ISBN |
4-622-07225-4 |
内容紹介 |
日清戦争時、外務大臣として敏腕を振った陸奥宗光。「蹇蹇録」の刊本と草稿との比較により、「陸奥外交」の実態を明らかにし、日本という近代国家の歴史的性格を見るスリリングな一冊。 |
著者紹介 |
1929年大阪生まれ。京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。奈良女子大学名誉教授。日本近代史専攻。著書に「日清戦争の研究」「これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史」など。 |
件名 |
日清戦争(1894〜1895)、蹇蹇録 |
個人件名 |
陸奥 宗光 |
言語区分 |
日本語 |
(他の紹介)内容紹介 |
陸奥宗光は、日清戦争の外交指導に、時の外務大臣として敏腕を振るった。機略縦横のいわゆる「陸奥外交」である。彼は現職の外務大臣としては異例なことに、事件の直後に、ことの顛末を記した一書を著わした。それが『蹇蹇録(けんけんろく)』である。著者は、この本に、二つのアプローチを試みる。一つは、なぜ書かれたのか、その執筆動機を探ること、もう一つは、この本から「陸奥外交」の実態を明らかにし、その歴史的意味を考えること、である。一般には、これは日清戦後「三国干渉」を招いたことに対する弁明の書と見られている。果たしてそうか。刊行事情を調べるうちに、そこには弁明という以上の自負が見出される。また、『蹇蹇録』の刊本と遺された草稿とを対校していく過程で、活字にされなかった部分に、日清戦争時の外交の実態が鮮明に浮彫りにされてくる。たとえば、開戦に向かっての最初の軍事的行動となった朝鮮王宮占領もけっして偶発的事件でなく、外交政略とどのような関係にあったかが、草稿には明瞭に示されている。それはおよそ日清・日露戦争までは日本のリーダーの眼は冴えていて、国際的にも選択を誤らなかったといった通説に疑問を抱かせるものである。とすれば、陸奥は、真珠湾そして現在にまでいたる近代日本の外交史にいかなる位置を占めるのか。一つの文献解読から、日本という近代国家の歴史的性格が見えてくるスリリングな本である。 |
(他の紹介)目次 |
序章 太平洋戦争と「陸奥外交」 第1章 『蹇蹇録』刊行事情 第2章 『蹇蹇録』の世界 第3章 「陸奥外交」の歴史的位置とその意味 第4章 太平洋戦争前夜の「陸奥宗光」 結章 現在につながる問題 |
(他の紹介)著者紹介 |
中塚 明 1929年、大阪府に生れる。1953年、京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。奈良女子大学名誉教授。日本近代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
内容細目表
前のページへ