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書誌情報

書名

戦跡巡礼     

著者名 中津 攸子/著
出版者 コールサック社
出版年月 2009.8


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No. 所蔵館 資料番号 請求記号 配架場所 所蔵棚番号 資料種別 帯出区分 状態 付録 貸出
1 中央図書館0118025659914.6/ナカ/書庫1一般図書一般貸出在庫  

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2009
914.6 914.6

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タイトルコード 1008000186545
書誌種別 図書
書名 戦跡巡礼     
書名ヨミ センセキ ジュンレイ 
著者名 中津 攸子/著
著者名ヨミ ナカツ ユウコ
出版者 コールサック社
出版年月 2009.8
ページ数 239p
大きさ 20cm
分類記号 914.6
分類記号 914.6
ISBN 4-903393-53-7
内容紹介 秋天の悲しきまでに白き雲 二〇三高地さざんか揺らす風 乃木坂の思はぬ蟇に逢ひにけり 多くの戦跡を訪ねて詠んだ俳句とともに、戦で逝った人々への思いを綴る。
言語区分 日本語

(他の紹介)目次 1章 大陸・巡礼(秋天の悲しきまでに白き雲
二〇三高地さざんか揺らす風
乃木坂の思はぬ蟇に逢ひにけり
秋風の僅か流るる盧溝橋
伏牛の辺より白蝶翔ちにけり
西日照る七三一の部隊跡
風激しくなる大連の夕焼雲
虹立ちぬライオンのはく水の弦
しぐるるや寝釈迦の前の一兵卒
ひっそりと赤の広場の春の雨
鳥追の布残されし刈田かな
残照の果てなかりけりうろこ雲
遠雷淋しき時に鳴りにけり)
2章 太平洋諸島・巡礼(拳強く握る真夏の真珠湾
バンザイ岬海上に湧く雲の峰
夏草やモンテンルパの観世音
水牢をのぞき込みたる暑さかな
夏の海光るマゼラン上陸地
白き蝶舞ふ司令部の廃墟跡
炎天覆ふ千のこうもり乱舞して
涼しさや椰子の葉先の昼の月)
3章 東京・広島・長崎・巡礼(飛行雲夏草の果て暮れ残る
亡き父の真意に気付く今日の花
灯消し正座して聞く花火音
蜻蛉や水草揺るるままにゐて
逝く夏やB29の滑走路
天空に機影消えゆく原爆忌
陽を浴びてゐる半眼の雨蛙)
4章 特攻兵士・巡礼(天炎えて特攻の碑の影深し
白雲の映るがわびし夏の川
海に向く特攻の碑や寒雀
人間魚雷錆びひとひらの山桜
逃げ水や霞ケ浦に浮く帆船)
5章 沖縄・巡礼(海原の沖へ沖へと白き蝶
秋の空墓石声なく群がりて
激戦の跡紫のすみれ草
獅子を誘ふに似て黄水仙
とかげの子瞬時石垣に隠れたる
炎上の幻に似てももたまひ
はまゆうや掌にある星の砂
春月と波打ち際を歩みけり
流れ星いくつ流るる喜屋武岬
小船漕ぐ人新樹光あふれゐて
遠雷や死なばなりたき夕暮色)
6章 戦後・巡礼(藁馬に水を供へる敗戦日
一枚を文庫にはさむ渓紅葉
消防車幾台通る雪の夜半
色なき風白衣の人の会釈して
若夏や江田島に寄る波の音
甘薯煮て坊ちゃんの清に似たるかな
良寛の修行跡とや遅桜
背鏡で帯結びゐる終戦日
春灯嫁ぐ前夜の寝顔かな
うぐいすや太古を語る要石
遠峰晴首立てて鳴く鶴の恋
遠き日やビルの谷間の夏の月
誰が魂と知らねど今朝の白桔梗
指軽く結び秋風通しけり)


内容細目表

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